薄肉断面フレーム構造の座屈解析

NX Nastran

事例概要

座屈現象は非常に強い非線形特性を持つ変形です。 座屈が起こると、構造の強度と剛性が急激に低下し、構造は不安定になります。右図のような薄肉フレーム構造には多くの崩壊モードが存在し、座屈によってフレームにきわめて大きなたわみが生じます。モデルの一部は弾性状態から塑性へ、塑性状態から弾性に戻る場合もあるため、解析は難度の高いものとなっています。
本解析例は、フレーム構造の弾塑性座屈問題におけるNX Nastranでの解析結果を示します。

座屈破壊の様子

中央溶接部材の曲げ座屈挙動

動作ムービー





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