CAE-ONE
解析業務自動化・データ管理統合システム
CAE-ONE 製品概要
CAE-ONE は、製造業における設計開発業務の効率化を目的とした、解析業務自動化およびデータ管理統合システムです。
設計開発部門における雛形解析モデルを用いた解析の自動化、およびCAE(解析)業務関連データの管理を実現します。
開発元:株式会社電通国際情報サービス

CAE-ONE 製品詳細
データ管理機能
データ階層管理
CAE-ONE上で登録された依頼書、ジョブ、報告書といった各種データを管理します。データは、プロジェクト/タスクといった概念で階層化された形で一覧表示することができます。
関連ファイル管理
解析に関係するファイル(解析入出力ファイル、MS-Office ファイル等の関連ファイル)を管理し、階層リストにて一覧することができます。また、画像ファイルをサムネイル表示する機能を提供します。解析関連ファイルは、重要度に応じて複数の共有フォルダに保存することも可能です。
データ検索機能
検索は、登録者や解析名称等の属性パラメータ指定による「属性検索機能」、さらに登録ファイルの中身を対象に検索をかける「全文検索機能」を用意しています。検索されたデータは、別の解析データ登録の際に再利用することができます。
レポート出力機能
依頼書、報告書を所定の書式にレポート出力する機能を提供します(PDF 出力機能を標準搭載)。また、プロジェクト内の解析データ情報をまとめてCSV ファイルに出力する機能があります。

ジョブ管理・解析自動化機能
ジョブ管理
定型化された解析の場合には、Web 画面よりパラメータを入力するだけで解析入力ファイルを自動生成し、CAE ソフトウェアの解析処理を実行できます。また、ユーザサイドで解析入力ファイルを生成し、CAE-ONE にアップロードすることによる解析処理実行も可能です。投入されたジョブは、一覧画面にて処理状況を確認することができます。ジョブの一時保存、優先度変更による割込み実行、強制終了等の機能も搭載します。
ジョブ自動実行・監視
CAE-ONE 上に投入されたジョブは、Web サービス経由で解析サーバ側に自動送信されます。ジョブを複数解析サーバへ振り分け、解析処理の負荷を分散することができます。解析サーバ上で実行される処理の状況は定期的にチェックされ、一覧画面上で確認することができます。

リソース管理機能
リソース管理機能
アプリケーションのライセンス利用状況、ハードウェア使用状況(ディスク使用量、CPU使用率)を把握できます。また、収集された情報はCSV形式で出力し閲覧することも可能です。
確認対象設定
CAE-ONE上で確認したい期間、アプリケーションを指定し利用状況をグラフ化できます。

システム管理
ActiveDirectory対応
ActiveDirectory接続情報を設定することにより、ユーザ属性情報連携機能、シングルサインオン機能を実現します。ActiveDirectoryユーザはCAE-ONEに自動でログオンできます。
属性項目カスタマイズ機能
特定の領域に置いてXMLでデータに対する属性を自由に定義できます。
表示言語切替
英語表示にも対応しています。
アクセス、操作ログ出力機能
CAE-ONE上におけるデータ操作はログとして記録されます。期間を指定し、CSV形式でログを出力できます。

PIPESTRESS 動作環境
ソフトウェア要件
OS | Windows Server 2012 (Service Pack 1) Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016 Standard Edition” |
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IIS | Internet Information Service 7.5 Internet Information Service 8 Internet Information Service 10.0″ |
フレームワーク | .NET Framework 4.5.2以上 Indexing Service または Windows Search Service Accessデータベース エンジン 2010(32bit) |
Database | SQL Server 2012 (Service Pack 3以上) SQL Server 2014 (Service Pack 2以上) |
ハードウェア要件
プロセッサ | 2GHz以上(Intel Xeon) [ 4Core 2CPU 以上 ] |
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メモリ | 16GB以上 |
ディスク | インストール領域10GB ※上記に加えCAE-ONEで扱うファイルの最大サイズ×10以上の容量 |