Femap

汎用有限要素法 プリ・ポストプロセッサ

Femapの過去のバージョンについて

Femap 製品概要

Femapは、Windows上で動作する有限要素法(FEM)解析のプリ・ポスト機能を提供するソフトフェアです。

無駄のない作業環境

ジオメトリの作成/修正から、有限要素モデルの作成、ポスト処理までの一連の作業を統合して行うことができ、効率がよく無駄のない作業環境を提供します。

汎用性が高く、中立的な立場でCAEを包括出来る

数多くのCADデータ、ソルバーに対応したインターフェイスを兼ね備え、汎用性の高さから、中立的な立場でCAEを包括することができ、解析ソリューションの中心的な存在として用いることも可能です。

全世界で使用される高い実績と信頼性

全世界において、自動車、造船、航空機、重工業、建築・建設、精密、電機など多岐にわたる産業で用いられており、その実績と信頼性の高さから多くのエンジニアに選ばれ続けています。数多くあるプリ・ポストプロセッサの中で、Femapは、リーズナブルな上に高機能で使いやすいソフトウェアとして、確固たる地位を確立してきました。

20年以上常に最先端を行く機能

誕生してから20年以上が経過した現在でも、使いやすさと性能の向上をめざし機能拡張を行なっています。64-bit環境にも対応しており、大規模モデルに対応可能です。

Femapの特徴

  • 充実したCAD/解析プログラムインターフェイス
  • 使いやすさを追求したユーザーインターフェイス
  • 高速に高品質なメッシュを生成
  • 多彩で効果的な結果表示機能
  • 効率よく有限要素モデルを作成
  • 高度なカスタマイズ機能

製品の詳細については、製品詳細をご覧ください。

最新バージョン(2020.2)

ユーザーインターフェイスの強化

カーブの接続タイプによる色分け機能追加

[ビューオプション]ダイアログや[ビュー-シンプル]ツールバーからカーブの接続タイプによって色を分けて表示できるようになりました。
また、カーブの接続タイプごとに表示/非表示を切り替えることができます。


Excelへ送信機能追加

様々な情報をExcelへ転送できるようになりました。専用のアイコンやコマンドによってExcelを自動的に起動し、転送内容を表示します。
また、[クリップボードへコピー]および[ファイルへ保存]アイコンでは、HTML形式でデータをコピー/保存できるようになりました。


プリ処理機能の強化

ソリッド特性情報取得の強化

[ツール]-[形状特性]-[ソリッド特性]コマンドで複数のソリッドを指定し、体積、表面積、重心位置、慣性モーメントを計算できるようになりました。
質量、慣性モーメントを個々のソリッドで計算するか、全体で計算するかを指定するオプションがあります。
また、重心位置に質量要素を生成するときに、同時に既存メッシュへ結合することもできます。
Text、RTF、HTML形式でクリップボードへリストをコピーすることもできます。


メッシュ特性情報取得の強化

[ツール]-[形状特性]-[メッシュ特性]コマンドで積層ソリッド要素のサポートが追加されました。
フィールドは、質量特性計算出力に関する部分と重心位置に質量エレメントを生成するかの部分にわかれ、視認性が向上しました。
ソリッド特性と同様にText、RTF、HTML形式でクリップボードへリストをコピーすることもできます。


従動荷重作成機能の追加(Nastranのみ)

ノード、ポイント、カーブ、サーフェスに従動力と従動モーメントを定義できるようになりました。
基本的には、方向定義の基点となるノードと、先端となるノードをそれぞれ指定します。
また、4つのノードから平面を定義することで、その平面の法線方向に荷重をそろえることができます。


ブレンドの除去にプレビュー機能追加

[メッシングツールボックス]の[フィーチャ除去]ツールにある[ブレンド]に「プレビュー」機能が追加されます。
「プレビュー」のチェックがオンになっていると、ソリッド選択時に検出されたすべてのブレンドが選択・ハイライトされ、エンティティ選択ダイアログが表示されます。


[サーフェス延長]に[ジオメトリタイプ]オプション追加

[メッシングツールボックス]の[ジオメトリ編集]ツールにある[サーフェス延長]に[ジオメトリタイプ]オプションが追加されました。
今回追加された 「サーフェス/置換フェース」では、ソリッド上のフェースを選択したサーフェスまで延長することができ、
[ジオメトリ]-[ソリッド]-[延長]コマンドと同様の機能を使用できます。従来の[延長]は「サーフェス上のカーブ」を選択することで利用できます。


ポスト処理機能の強化

エクセルファイルへ直接結果出力機能の追加

[リスト]-[アウトプット]-[Excelへ結果を送信]コマンドで、解析結果を、レポート形式で直接エクセルに転送することができるようになりました。
ノードとエレメントの結果を同時に選択でき、この時それぞれの結果は別のシートに出力されます。
エクセルの表書式を自動的に設定するオプションを使用すれば、自動で見やすいように設定されます。


SOL401・402の結果サポート強化

Simcenter Nastran SOL 401/402の出力結果において下記の出力結果が新規にサポートされました。

  • SOL 402のシェル厚さ出力( SHELLTHKで要求)
  • SOL 401/402の塑性ひずみ出力(PLSTRNで要求)

平均化中間応力/ひずみを計算させるオプションの追加

[ファイル]-[初期設定]コマンドの[解析結果]タブでプレート要素の上面と下面の結果を平均化した値を求め、
中立面の解析結果ベクトルとして追加できるようになりました。


応力線形化ツールの追加

ASMEコードの応力の線形化ができるようになりました。
本ツールは、ASMEボイラ・圧力容器基準sec.VIII,div. 2, Annex 5.1 “LINEARIZATION OF STRESS RESULTS FOR STRESS CLASSIFICATION”に基づきます。
応力分類線(SCL)に沿って線形化された膜応力・曲げ応力、およびピーク応力を計算します。


Simcenter Nastranのサポート

従動力と従動モーメントのサポート

SOL106、401、402での非線形解析で使用する従動荷重をサポートしました。
 
選択したノードまたはポイントから定義される方向を用いて、ステップ毎に荷重の方向を更新します。
荷重の方向を2つのノードまたはポイントを選択した場合はFORCE1、MOMENT1を定義でき、
4つのノードまたはポイントを選択した場合はFORCE2、MOMENT2を定義できます。


SOL402用オプションのサポート

  • SOL402で使用する応力-ひずみ測定から出力されたものを定義するための関数「真応力vsひずみ」、「真応力vs塑性ひずみ」が追加されました。
  • コンタクトに関連するシェル要素の厚さとZ-オフセットを考慮するためのオプションが追加されました。

MATDMG(積層ソリッドの進行性プライ破損用マテリアル)のサポート

  • UD(単一方向プライモデル)、EUD(改良単一方向プライモデル)を定義する新しいマテリアルタイプが追加されました。
  • 結果出力要求するPFRESULTSカードが自動的に書き出されます。

他ソルバーへの対応

MSC Nastranのサポート

従動力と従動モーメントのサポート(詳細はSimcenter Nastranと同様)


ANSYSのサポート

[ANSYSコマンドおよびモデルコントロール]ダイアログの[モデルコントロール]にいくつかのオプションが追加されました。

  • [座標系スキップ]、[ノードをスキップ]、[材料をスキップ]、[プロパティをスキップ]、[エレメントをスキップ]が追加され、書き出しに任意の組み合わせでスキップが可能です。
  • [グループをスキップ]が追加され、書き出し時にESEL、NSEL、CMエントリのスキップが可能です。
  • [その他をスキップ]追加され、ビュー設定、プロセッサーコマンド、解法設定、SOLVE、FINISH、その他のスキップが可能です。
  • [ビーム/バー断面をスキップ]を[形状スキップ]に変更されました。

その他

  • [結果コントロール]に[ファイル圧縮レベル]の選択が追加されました。
  • 「Version1」圧縮(ANSYSデフォルト)の結果ファイルに含まれる出力データを読み込みが可能です。
  • [手動コントロール]セクションが追加されました。

LS-Dynaのサポート

[LS-Dyna解析モニタ]の追加

  • ソルバの進行状況の監視、ソルバファイルのレビュー、オプションで結果の読み込みが可能です。

[LS-Dynaモデルオプション]ダイアログの[モデルコントロール]にいくつかのオプションが追加されました。

  • [座標系スキップ]、[ノードをスキップ]、[材料をスキップ]、[プロパティをスキップ]、[エレメントをスキップ]が追加され、
    書き出しに任意の組み合わせでスキップが可能です。

[グループをスキップ]が追加され、SET_エントリのスキップが可能です。

  • [関数をスキップ]を追加。書き出し時に関数(DEFINE_CURVEエントリ)のスキップが可能です。
  • [その他をスキップ]を追加。書き出し時に「$」で始まるコメント、 KEYWORD、「タイトル」に対応するTITLE、値に対応するCONTROL TERMINATION、値に対応するDATABASE_BINARY_D3PLOT、END、その他のエントリのスキップが可能です。

ABAQUSのサポート

[荷重/BC SETを保持]オプションを追加
SETを参照する荷重と境界条件を読み込むとFemapに荷重定義と拘束定義が作成されます。

[全グループをセットとして書出す]オプションの追加
オプションを有効にすると、荷重/拘束定義に含まれるすべてのグループをSETカードとしてABAQUSインプットファイルへ書き出します。


→旧バージョンについての情報はこちら


サポートサービス

弊社から製品を新規ご購入いただいたお客さまおよび保守サービスをご契約いただいているユーザー様へ、製品を有効にご利用いただく、もしくは有用な情報を提供することを目的として、講習会・セミナーの開催(イベント・セミナーへ)、ユーザーサポートの提供(サポートについてへ)を行っています。

弊社は、15年以上にわたるFemapの販売とユーザーサポートを通して豊富な経験とノウハウを蓄積してきました。この実績を基に、ユーザーの皆様にご満足いただける質の高いサポートをご提供していきます。

※製品の価格については、お問い合わせください。

Femap 製品詳細

Femap 動作環境

ライセンス形態

Femapには2つのライセンス形態が用意されており、ワークスタイルに応じて選択いただけます。

スタンドアローン版 ライセンス認証にセキュリティデバイス(USBキー)を使用する製品です。
セキュリティデバイスを付けているWindowsPC1台上でFemapを利用できます。
ネットワーク版 ネットワーク環境下でライセンスを共有する製品です。
所有ライセンス数に応じてネットワーク内の複数台のWindowsPCでFemapを利用できます。
ライセンス管理に一般的なWindowsPC1台をライセンスサーバーとして利用します。

動作環境

OS スタンドアローン版 ・Windows 8.1 (64bit)
・Windows 10 (64bit)
ネットワーク版
クライアント、
ライセンスサーバー
・Windows 8.1 (64bit)(クライアントのみ)
・Windows 10 (64bit)
・Windows Server 2016/2019 (64bit)
CPU Intel x86互換64bit CPU (Intel 64, AMD 64)
メモリ 4GB 以上 ※推奨 8GB以上
ハードディスク 最小セットアップ 1.2GB
最大セットアップ 4.5GB
※推奨 ソフトウェア使用時500GB以上の空き
グラフィックス OpenGL4.2対応
※推奨 AMD FirePro, AMD RadeonPro, NVIDIA Quadro(Quadro NVS除く)
OS スタンドアローン版 USBポート
ネットワーク版 ネットワークカード

※詳細はお問い合わせ下さい。

Femap 製品構成

Femapをご購入されたお客さまに、以下の製品とサービスを提供しております。

標準パッケージ

製品
(DVD-ROM)
・ソフトウェア(Femap, NX Nastran, Thermal, Flow)
・標準のオンラインドキュメント(PDF, html)
 《新機能、コマンドリファレンス、ユーザーガイド、付録E、例題集》
・例題集のサンプルデータ

保守サービス

◇バージョンアップ
保守契約期間内にリリースされる新バージョンをお届けいたします。

◇サポート
メール/FaxによるFemapのQ&Aを行っております。(原則として電話によるサポートはしておりません。)
Femapに関する操作方法などについてご質問に回答いたします。
保守契約期間中は、回数制限はありません。

※以下に関するご質問、ご依頼は標準サポートの対象外となります。ご了承ください。
・ Femap APIプログラムの作成代行、動作チェック
・ Femapプログラム(コマンドマクロ)の作成、動作チェック
・ モデル作成の代行に該当するご質問

Femapへの乗り換え

Femap(Femap with NX Nastran)へ移行することで以下のようなメリットがあります。

保守継続費用の大幅な削減につながります。

価格については弊社営業担当までお問い合わせください。


機能面でのメリット

① 大規模モデルへの対応はI-DEAS以上です。
FemapはWindows 64bitネイティブをサポートしていますので、互換モードで動作するI-deasとは異なり、64bitのメモリー空間をフルに利用可能です。そのため、大規模FEモデルを扱う場合、大幅なメリットが得られます。

② 異なるモデルの形状や結果が比較できます
一つのライセンスさえあれば、複数ウィンドウを使用して別々のモデルを表示することができます。また、別々のモデルについての変形図、アニメーション、コンター図、グラフ等を同時に比較することができます。

③ 図表のドキュメントへの貼付が容易に行えます
カット&ペーストにより、画像データのWord等への貼付やグラフデータ(XYデータ)のExcel等への数値貼付ができます。

④ 結果値のランキングが表示できます。
応力値の大きい要素や過渡解析での各要素の最大応答などをリスト出力することができます。

⑤ フリーボディの表示ができます。
静解析を行った時のモデル内の任意のノードにおける力やモーメントの状態を表示することができます。

⑥ モード解析の外力応答計算がオプションなしで出来ます。
固有値解析の結果(モード特性)を用いて、外力による周波数応答計算ができます。固有値解析結果はどのソルバーのものでもかまいません。この計算には別のソルバーは必要ありません。

⑦ エンベロープ処理ができます。
この機能により複数荷重ケースにおける各要素解析結果の最大最小値および対応荷重情報を出力し、疲労解析に役立ちます。

⑧ アンドゥ/リドゥ機能が充実しています。
最大90回までの操作取り消し/再実行が全ての機能について行えます。


FemapとI-deasの主な機能比較

Femap(Femap with NX Nastran) I-deas MasterFEM
ユーザインターフェース 日本語に対応しており、VBA、VB、C、.NETでのカスタマイズが可能。 日本語に対応しており、カスタマイズが可能。
モデルの移動・回転など カーソルの位置で回転モードが自動で切り替わる。*オプション設定 カーソルの位置で回転モードが自動で切り替わる。
アセンブリ表示、構成 部品の構成管理はできない。1つのFEモデルとなる。 ADの情報を維持したままFEMアセンブリを定義可能。
操作の取り消し/再実行
(Undo/Redo)
最大90回までの処理が可能。 特定の作業中のみアンドゥ可能。
ジオメトリ作成機能 ソリッドおよびサーフェス形状作成については、一般的なモデリングが可能。中立面抽出については複雑形状にも対応している。 I-deas CADと完全統合しているので、それらの機能が活用できる。中立面抽出については複雑形状にも対応している。
メッシュ作成機能 CAD形状データから作成でき、メッシュ作成・設定方法が非常に簡単。リファイン(細かくする)はできるが、コースニング(粗くする)はできない。 CAD形状データから作成でき、メッシュ作成・設定方法が非常に簡単。リファイン・コースニングとも可能。
メッシュ品質チェック 機能が充実しており、エラー部だけを保存する事が可能。干渉チェックの機能はない。 チェック結果を自動的にグループへ出力できる。干渉についてもチェックが可能。
単位系 単位系はユーザで管理する。 標準単位系を複数用意。ユーザ定義単位系も可能。
解析条件設定 材料定義、プロパティ定義は簡単に設定可能。 材料定義、プロパティ定義は簡単に設定可能。また、別途、材料ライブラリを購入可能。
複数モデルの同時表示 1ライセンスで異なるモデル表示が可能。 1ライセンスで異なるモデル表示は不可能。
64bit対応 ネイティブモードで動作。 互換モードで動作。
接触定義 ジオメトリ、メッシュベースでの接触定義が可能。 ジオメトリ、メッシュベースでの接触定義が可能。また、I-deas Model Solution(ソルバ)では、形状面で接触判定を行うことも可能。
ポスト処理 変形、コンター、アニメーションなどは機能が充実しており操作も簡単。XYプロット(グラフ)表示が可能。 変形、コンター、アニメーション、XYプロット(グラフ)表示などは機能が充実しており操作も簡単。

Femapへの乗り換えをご希望される場合、また、さらに詳細な機能比較やご質問等につきましてはお問い合わせください。

Femap サブスクリプション