薄肉断面フレーム構造の座屈解析
NX Nastran
事例概要
座屈現象は非常に強い非線形特性を持つ変形です。 座屈が起こると、構造の強度と剛性が急激に低下し、構造は不安定になります。右図のような薄肉フレーム構造には多くの崩壊モードが存在し、座屈によってフレームにきわめて大きなたわみが生じます。モデルの一部は弾性状態から塑性へ、塑性状態から弾性に戻る場合もあるため、解析は難度の高いものとなっています。
本解析例は、フレーム構造の弾塑性座屈問題におけるNX Nastranでの解析結果を示します。
![](https://www.cae-nst.co.jp/wp-content/themes/nst/img/cases/nxn016/frame01.jpg)
座屈破壊の様子
![](https://www.cae-nst.co.jp/wp-content/themes/nst/img/cases/nxn016/frame02.jpg)
中央溶接部材の曲げ座屈挙動
![](https://www.cae-nst.co.jp/wp-content/themes/nst/img/cases/nxn016/frame03.jpg)
動作ムービー
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